Varcharユーティリティ関数

Dune SQLは、varcharデータを扱う際に一般的なタスクを容易にするために設計された一連の関数を提供しています。

left()

left(varchar, bigint) → varchar

この関数は、文字列から最初のx文字を返します。xが0以下の場合、結果は空の文字列になります。最初の引数は元の文字列で、2番目の引数は結果の文字列の長さxです。

SELECT
"left"('123456', 2)

この場合は12を返す。

right()

right(varchar, bigint) → varchar

この関数は、文字列から右端のx文字を返します。xが0以下の場合、結果は空の文字列になります。第1引数は元の文字列であり、第2引数は結果の文字列の長さであるxです。

SELECT
"right"('123456', 2)

この場合は56を返す。

initcap()

initcap(varchar) → varchar

この関数は、各単語の最初の文字を大文字で、それ以外の文字を小文字で表す文字列を返します。単語は空白や英数字以外の文字で区切られます。唯一の引数は元の文字列です。

SELECT
"initcap"('hellO woRld')

この場合はHello Worldを返す。

address_32_from_hex()

address_32_from_hex(varchar) → varbinary

この関数は、16進形式の入力文字列をvarbinaryに変換し、常に0x00バイトで左パディングされた32バイトの出力を生成します。入力文字列は、[a-fA-F0-9]の文字を許容する16進形式である必要があります。そうでない場合、エラーが返されます。入力は '0x' で先行していてもよいが、これは必須ではない。この関数は、32バイトに収まる任意の10進数の16進表現を収容します。